「AIに言葉が伝わらなくて、作りたいものが作れない」から始めて、絵を選ぶと言葉になる、までを描く10カット。
クライアントがいる人も、自分のサイトだけ作る人も、ここは同じです。だから対象を絞りません。前回はここを「制作者か、お店の人か」の二択にしてしまい、話が狭くなっていました。
クライアントとのすり合わせに使えるのは、その先にあるプラスアルファです。動画の中では終盤に一言添えるだけにして、主題は取り違えないようにします。
「感覚を共通言語にする」は、自分に対しても相手に対しても同じように働きます。この事実は変わらないので、どちらの人が見ても自分の話として読めます。
図鑑の画面ばかり9枚並べて、肝心の悩みが1枚しかありませんでした。しかもその1枚は机の写真で、何に困っているのか分かりませんでした。素材のカタログにはなっても、話にはなっていませんでした。
| 前回 | 今回 |
|---|---|
| 悩み1カット(机の写真) | 悩み4カット。AIに何度言い直しても違うものが返ってくる堂々巡りを、実際のチャット画面で見せます |
| 実際の画面が9枚中7枚 | 悩みは作った画面、図鑑は本物の画面。役割で分けます |
| 参照先が別サイト(139本のほう) | Tone Composer(89本)の実画面に差し替え済み |

「おしゃれな感じで」
入力欄に打ち込む手元から始めます。カーソルが点滅している。まだ送信していません。誰もがやったことのある入力です。
作った画面
返ってきたものは、
思っていたものと違う。
AIはちゃんと答えます。悪いのはAIではありません。伝え方の側に何もなかった、という描き方にします。
作った画面
「もっと上品な感じで」
「そうじゃなくて…」
言葉を変えるほど遠ざかります。会話が下へ下へ流れていく速度を少し上げて、消耗感を出します。
作った画面
…なんか違う。
ここで動きを止めます。頭の中には「こういうの」があるのに、それを渡す方法がない。この無言の数秒が第1幕の着地です。
作った画面
説明できなくても、
選ぶことはできる。
チャット画面が静かに引いて、作例がずらっと現れます。文字で説明しません。見本が並んだだけで答えが分かる作りにします。
実画面
業種で絞って、目で選ぶ。
89本から自分の業種へ。並びが入れ替わる動きをそのまま見せます。
実画面
選んだ瞬間、
「なぜそう見えるか」が言葉になる。
配色のカラーコード、見出しと本文の書体名、余白の密度、構成の順番、避けることまで出ます。第1幕で出てこなかった言葉が、選んだだけで全部揃っている。ここが一番長い12秒です。カラーチップと書体見本に順に寄ります。
実画面
その言葉を、
まるごとAIに渡す。
ボタンを押してコピー。第1幕のチャット画面に戻って、今度はこれを貼ります。同じ画面が2回出ることで、何が変わったかが分かります。
実画面+作った画面
思っていたものが、出てくる。
実際に図鑑から1本建てて、その画面を録画します。ここだけは本物を撮らないと嘘になります。一言だけ「人に見せて決めるときも、同じ画面が使えます」を添えて、すり合わせ用途に触れます。
未撮影・実制作が必要
言葉にできない「これがいい」を、
そのまま形に。
商品名と入手先。余白を大きく取って終わります。
生成画像